2010/08/30: 根拠!

日経夕刊で、日本のGOLDの普及に関する第一人者として有名な豊島逸夫(としまいつお)氏のコラムを5回連続でやっており、8月27日に5回目が終わりました。



まあ「金のフロンティアを開く」と銘打ったコラム自体は私の履歴書の廉価版みたいな感じですから、楽しくは読めても通常相場の役には立ちません。



ただ豊島氏のブログは毎日2万人が訪れるといいますから、日本人のGOLDへの感心が高まっているのが判ります。


なかでも、興味を引くのが豊島氏が丸の内界隈で行っている機関投資家向けの講演や説明会が、昨年は月に2~3回だったのが今年は週に2~3回に増えていると言う話です。


コラムではサラリと書いていましたが、これは結構重大な情報です。


最終回のコラムによれば豊島氏が今ターゲットにしているのは保険会社や、年金などで、それらへの説明が週に2~3回となっているなら機関投資家のGOLDへの関心の高まりはここ1年で急速に高まっていることになります。



また自らが設定にかかわったとするSPDRゴールドや、純金信託を機関投資家向け商品と明言しているのも重要な点です。


平九郎は日本のGOLDブームは団塊の世代が先導すると思っていましたが、それにはやはり金融機関の道案内が必要だとも思っていました。


しかしながら現状では金融機関内部の動きを確かめようもなかったのですが、豊島氏のブログで、金融機関の動きが垣間見えて来ました。



保険・証券・銀行等の金融機関は来年にむけ必ず、GOLD関連の商品に力を入れてきますし、金融機関自身でGOLD投資も行うでしょう。



なぜならSPDRゴールドも純金信託も機関投資家向け商品ですし、機関投資家も買う気や、扱う無ければ講演会や説明会など開きません。



しかも、豊島氏の薦める純金積み立ては、取り扱う金融機関の収益向上に結びつくからです。


特にイザとなったら現物のGOLDを手元に受取ることが出来る純金信託は平九郎のようなインフレ世代のオジサンたちの気持ちを著しく擽ります。(笑)



平九郎の主張する日本発GOLDバブル発生の根拠がまた一つ増えた気がしています。(^.^)



でもって週末また純金信託を少し買い増ししました。(^O^)/


PS.今日9時から開かれる日銀の政策決定会合は中途半端なものになる可能性が高いです。

14日の民主党代表選が終るまでは、日銀も全てを出し来るわけには行かないでしょうね。(^.^)




2010/08/12: 第1ラウンド

FRBの国債購入の拡大は、すでに相場に相当織り込まれていたようで、昨日のNY市場は265ドルの大幅安で終わりました。



さてこうなると、東京市場も一段安の可能性が強くなり、今日のマーケットも波乱が予想されます。



なにぶん、米国で行われている量的緩和はすでに日本で効果が限定的であることが証明済みであることから、期待感が薄いのは仕方がないのです。



ただしこれで、GOLDのバブルがスタートする条件が揃いましたので、あとは日本の金融緩和拡大と、財政政策拡大、国債格付けの引き下げと続けば完璧です。(笑)



それも遠くない将来実現しそうですが、当面は株安が与えるGOLD相場への悪影響を考える必要もあります。



GOLDは比較的流動性が高いため、株で損失が出たときの換金売りの対象になりやすく、株が大幅に下がると、相場観云々ではない売りがでる可能性があるからですが、それも昨日のGOLD相場を見る限り、限定的といえるでしょう。



既に管理通貨は全てが、「負け競争」に参加している感さえありますから、GOLDが浮上するのは当然だと思えるのです。


無論他の商品にも資金が向かう可能性はありますが、不況の中での商品相場の高騰は社会不安を巻き起こすため、政治的に押さえられる可能性が強いです。



その点貴金属が高騰しても直接的被害は限られていますから、資金が流れ安いのです。


しかも今回既に純金信託などの投資商品がネットで購入できるようになり、税制も証券と一本化されているため投資家層の飛躍的拡大をもたらしています。



GOLDバブル第一ラウンドの鐘がなった気がしています。(^^)





2010/08/05: 神の御心??

以前バーナンキは詐欺的な手法で、ドルの延命を謀ると書いたのですが、その後、ドル建て国債にGOLDの裏付けをつけるのではないかとも書きました。


しかし、今は単なる記録でしかない、米国債にGOLDを付けてくれるなら、詐欺的というより「バーナンキって良い人ジャン♪♪(^O^)」てな感じです。(笑)


ではなぜ、詐欺的かと言うと、GOLDが今よりはるかに上昇してから、そのGOLDで裏付ける米国債(money)を発行し、世界中が納得して、引き受けた頃合を見計らいGOLDの供給量を増やし暴落させると思っているからです。



それには、多量のGOLDが必要ですが、米国内から動かないGOLDをリースや貸借によって、無尽蔵に増やす仕組みがあれば可能です。



一定の場所から動かないGOLDは貸借やリースによって無尽蔵に膨らみます。



そして仕組みは既に出来た気がします。



FRBはGOLDのリース料金を動かす事で、金価格の大勢を決めることが出来るでしょう。



なにやら、陰謀論めいて来ましたが、陰謀というより、「神or悪魔(市場)の意思」とでも言った感じですね。(笑)



さてさて、現実はいかがなりますでしょうか。(^^)

2010/07/30: 信用できない

早ければ今週中とも噂された日本国債の格下げですが、考えて見れば本日30日臨時国会が召集されますから、格下げがあるとしても臨時国会が終わってからでしょう。


それなら来週も結局なにも無さそうで、暑い夏が続きそうです。


最も日本国債が格下げになったからといって、直ぐに国債が大暴落する(金利急上昇)とも思ってはいませんで、理由は国債現物の売り手があまりいないからです。


まあ確かに債券ディーラーは国債先物売るでしょうから、価格も下がるでしょうが格下げがあったからと言って現物を売りに出す国内組織はあまりなさそうで、先物主導の下落相場が長く続くとは思えません。


なにしろ、国債を売っても国内では国債以上に安全な投資先はアリマセンし、債券運用しているのは皆責任を負いたくないサラリーマンだからです。


95%が国内で保有されるという日本国債の強みですが、だとすると日本国債保有の外国人比率が高まれば、金利は上昇せざるを得ないでしょう。


そして貯蓄率の下がった現在、外国人保有比率の上昇は確実に進みます。


すなわち日本において金利上昇は、ギリシャのような返済への不安で突然金利が上昇する急変型ではなく、慢性的なメタボ体質から来るジワジワ血圧上昇型となると思っています。(笑)



無論ジワジワの慢性型でも、メタボ体質を改めない限り、突然の心筋梗塞や、脳卒中に襲われるのは明らかですが、一旦染み付いたメタボな生活習慣を改めるのは容易ではありません。


なにぶんメタボ現在進行形ですから、実感がこもっているのです。(笑)


しかし、個人は違います。


特に既に年金支給に手が届いた団塊の世代は、退職金を手にして資金に余裕がありますが、格下げを続ける国債を保有したいとは思わないでしょう。


なにぶん団塊の世代と言うのはオイルショック後の狂乱インフレを体験した世代でもあるからで、しかも政権交代が政権後退となったのを見せ付けられた今、政治に一層期待が持てなくなってきているからです。


「国債より信用できないものは無い!」

というのは昔平九郎が、戦後のハイパーインフレで紙くずと化した戦時国債を保有していた年寄りから言われた言葉ですが、それらを聞いて育ったのが団塊の世代なのです。


平九郎は団塊の世代ではありませんが、純金信託とは彼らをターゲットにした商品に間違いないと思っており、しかもかなり出来がよいです。


あとは売り方次第ですが、団塊の世代での信用力抜群の三菱の冠が付いている以上それも時間の問題でしょう。



やはりGOLDバブルが生じるとすればこの純金信託からですが、時間はマダ掛かりそうですね。(^^)



2010/07/27: 預言の行方

最近純金信託(1540)の板に厚みが出てきました。


1値が5円刻みで1000単位程度の売りは常時有るようになり、1値3000単位の売り物も見られ始め、買いは1値に5000単位入っている値段もあります。(昨日出来高4667)


1単位が3400円程度の1単位売買ですから、1値で1,000単位買えば丁度1kgのGOLDの現物を340万円で買ったのと同じになり、現物金との違いは現物が消費税を含んだ支払いになるの対し、純金信託では金そのものの価格だけになることです。


まあ欲を言えばこの10倍程度の売り買いの指値は欲しいのですが、まずは個人が扱うには困らない程度の売買は出来るようになり、投資対象の金融資産としての資格は確保したといってよいでしょう。


また同時に上場したプラチナ信託は板は薄く(昨日出来高3646)で、純銀信託(同631)や、パラジウム(同31)などは出来高が伴なわず、板も厚みがアリマセンからやはり人気は純金信託に集中していると言ってよいでしょう。



さてこれで日本において金バブルが起きるお膳立ては整ったと思われますが、あとは銀行や郵便局で気楽に純金信託が買えるようになれば、完璧でしょう。



そして幕開けは何時も同じの、格付け機関による国債格付けの引き下げだと思われますが、それも早ければ今週中にもあるかもしれません。



さて平九郎の大預言「日本発の大GOLDバブルが発生する」は無事当たりますでしょうか?(笑)



しかしまだ純金信託買っていないのですよ。(^^)

2010/07/19: 偏向報道?

Category: 金『GOLD』
Posted by: heikurou
読者の方から以前メモで「バーナンキはゴールドを使ったマジックで事態の収束を図る」と書いた事に質問がありましたのでこちらで書いてみます。


まず平九郎は今回の景気は秋口からはっきり後退し、後に「21世紀恐慌」と言われるような事態になり、日・米・欧の失業問題は益々激しさを増し、失業率20%を超えるような事態を考えています。


民主主義である以上これは結局社会保障費の増大を招き、国の支出は再び拡大を初め通貨の増刷を止める事は不可能だろうとも思っています。



その結果人々は政府が簡単に増産できる通貨に「価値の保存機能」を認めなくなり、実物資産であるゴールドに既に走り始めています。



そこでバーナンキが考えることはGOLDの上昇を後押しし、今よりはるか上まで上昇させることで過剰に発行された通貨を全てGOLDに集中させることです。



そして人々が「もうGOLDしか信用しない」、などと言い始めた時、新たに発行されるドル(米国債)だけに暴騰したGOLDで裏づけを付ける形でドルの復権を画策するのではないかと思っています。



言わばニクソンショックで停止していたドル=GOLD兌換を国家間においてのみ復活させるわけですが、兌換するのを新たに発行させる米国債だけに限定し、しかも交換レートは当初(1オンス=35ドル)の100分の1、1オンス=3500ドル位にすればよいのです。



人々が狂ったようにGOLDを求める時を見計らって、新たに発行される米政府保証債をGOLDで裏付ければ、世界は喜んで受け入れ、ドルは再び通用します。



言わば逆ニクションショックですね。(笑)



まあ本来的にはIMFの特別引き出し権であるSDRを金や原油を含む「バスケット通貨」として通用させるのが現実的でしょうが、その前にバーナンキはFRBが大量に保有するGOLDを使ってドルの復権を図ると思っているのです。



以上を達成するには、まず日本においてゴールドバブルを引き起こすのが近道ですが、それは着々と進んでいるとしか思えません。



どうも最近の日経夕刊のGOLD記事や日経ヴェリタスの記事にある種の偏向を感じるの平九郎だけでしょうか?(^^)


以下日経ヴェリタス新聞広告から抜粋

ゴールド その奥深き世界

世界混迷、輝き増す無国籍通貨・・・

インドや中国、富裕層が大量買い
偏在する産出地 国の興亡映す争奪の歴史
ETFから純金積立まで 投資のツボは

以上


2010/07/14: キナ臭い!

以前から言われていることなのですが、プラチナが買い難くなってきています



以前田中貴金属に言った時、店員さんから直接聞いたのですが、金は売り戻しが結構あるので、国内で販売する分は国内で調達できているのですが、プラチナは買った人が退蔵してしまい売りが殆ど出ないそうです。


これは田中貴金属のサイトにあるように米造幣局がプラチナイーグルコインの製造を中止していることが影響しているのだと思うのですが、考えてみるとどうも解せません。


プラチナコインを単なる商品として考えれば、原料であるプラチナは市場で調達できるわけですから、作ってプレミアム付きで売れば儲かります。


財政が大変なのですから、造幣局といえども収入を増やす努力をするべきでしょうが、ミスミス売れる商品を作らないのは理由があるはずです。


そしてこの場合、考えられる理由は当然プラチナ現物の米国外への流出を嫌ったものでしょう。



考えてみれば、SPDRゴールドも金現物に交換できるとは言っても、米国外には持ち出せない仕組みになっています。



こうしてみると米国がいかにGOLDやプラチナ現物を大事にしているかが分かるのですが、実際金は最後の支払い手段として今でも有効です。


先日の金価格の急落も、どうもポルトガル辺りがゴールドスワップと言う形で金を担保の借り入れを起こしたのが判明し、質流れになれば現物市場へ悪影響がでるの思惑だったようです。


これは取りも直さず、金融不安が叫ばれると最後に頼るのは金だということになりすが、我が日本でも外貨準備として、306億ドルの金を保有しています。


ただしこの金も現物は米国にあるようですから、常に質に入っている状態です。(笑)



平九郎はG0LDは不信の象徴だと言った事がありますが、自国の発行しているドル紙幣を一番信じていないのは米国かも知れませんね。(笑)


今まで米国は過剰に発行されるドルの裏付けを軍事力に頼ってきた面が強かったのですが、自爆テロの頻発でそれも怪しくなり、また北朝鮮やイランの核開発を野放しにすれば軍事力による裏づけも消えてしまいます。


あまり話題にはなっていませんが米艦隊がペルシャ湾へ向かっているとの話があり、どうもこちらも目が離せなくなりました。



イスラエルによるイラン核施設への爆撃を考えておく必要があるかもしれませんね。(^^)

2010/07/06: 純金信託

メモの読者からSPDRと純金信託と何処が違うのかの問い合わせがありました。


なお、昨日金ETFと書いたのは間違いで、正式には「受益証券発行信託」と言うようですが「純金信託」が言葉として一番分かり易いでしょう。<(_ _)>


まあ正式にはHPを見てもらうのが一番正確なのですが、最大の違いは
(純金信託等)

(SPDRゴールドシェア)

「現実にGOLDの現物を手にすることが出来るか否か」


です。(^^;


SPDRが現物と交換できるといっても海外保管で、米国内でしか交換できず、純金信託は国内保管で、しかも要求すれば金の現物を送ってきます。



したがって、「不信の象徴」ともいえるGOLDの場合、現物を手にすることが可能な純金信託に軍配が上がるのは当然でしょう。


ただ現在の所、現物交換は来年2月からの予定であり、しかも国内で交換できるのはカブドットコム証券と、三菱UFJモルガンスタンレー証券だけだそうです。


そのため、金の現物が欲しいなら上記2社で取引する必要がありますが、移管も出来ますし、金価格が暴騰し純金信託が人気を集めるなら、取り扱い証券会社が急速に広がりますから、それほど気にする必要はないでしょう。



まあ信託報酬等は双方とも税抜き0.4%ですから違いはアリマセンが、後大きな違いはSPDRがトロイオンス(31.1g)の円表示なのに比べ、純金信託はグラムでの円表示の違いが有ります。


お陰で日本人には分かり易く、しかも表示単位が銀(100g単位)で、パラジウム(10g単位)となっており、金やプラチナは1g単位の表示であるため、金が一番安く感じられます。


その結果投資単位はGOLD1gが1単位で、3500円位ですから上寿司一人前程度の金額から誰でも投資できます。(笑)



しかも三菱と言う日本で一番信用されていると言って良い冠が付いていますから、読み方も良く分からないようなSPDRゴールドシェアより、はるかに人気が付やすいと思っています。(笑)



ただし、現状では銀行系だけあって値付けが下手で流動性に難があり、すこし割高なため暫く様子を見ています。(^^)

2010/07/05: インフレの記憶

国内で現物に交換できる金ETFである「金の果実」の取引が始まりました。


ただ、ネットで表示される名前は「純金信託」となっていて、この辺りは分かり易いです。


しかし、始まったばかりとは言え、値つけに少し問題があり、売り買いの板が薄すぎるため、本格的に動き出すにはもう暫くかかりそうですが、実はこの商品は5兆円以上の残高を誇ったグローバルソブリンを上回る可能性もあると思っています。


これは先日のFUJIYAMAで話したのですが、今の日本では団塊の世代に殆どの富が集まっています。



退職金が入った上に、親の遺産も入り、その上、最大支出であるローンや子供の教育はほぼ終わっていますし、もう直ぐ年金も貰える状態で、お金の使い道に困っているような状態でしょう。


元々団塊の世代は人数が多く、激烈な競争社会を生きてきた世代ですから、趣味もなく、遊び方を知らない人が多い年代です。



いわば金があってヒマもある年代ですから今後の日本の消費動向はこの世代の動向に左右されると思って間違いないでしょう。



まあ最強の消費者とも言えるでしょうが、この年代には一つだけ懸念があり、それがインフレによる資産の目減りです。



なぜなら団塊の世代は狂乱といわれたインフレを鮮明に覚えている世代でもあるからですが、これまでは日本のインフレ対策は全て土地でした。



ところが少子化で子供が少なくなり、企業の海外移転で工業用地の必要も少なくなると、土地そのものが価値を減じ始めました。



無論利用価値の高い土地は別ですが、伊豆の土地などは売り物だらけで悲惨な状態です。



そんな団塊の世代に不安に応じる形で出てきた今回の純金信託は、売り方次第では爆発的人気を得る可能性があると思ってるのです。



したがって純金信託、純銀信託とも暫くウオッチを続けるつもりです。(^^)






2010/04/15: 吸着剤

度重なるGOLDネタで恐縮なのですが、昨日書いたように中国は明らかに国民のGOLDへの投資を容認し、後押しをしています。



その反面、不動産投資はバブル懸念が出てきたことで、政府直轄企業78社の不動産取引を禁止し、不動産価格は抑える方向です。



比較的短期間に日本と米国で見せられたバブル崩壊の惨状を考えれば当然でしょうが、政策としては、不動産投資を抑制しGOLD投資は後押しする形です。



言い方を替えれば、不動産へ流入する投機資金をGOLDに向けようとしているのだとも言えます。



これは考えて見れば結構合理的な考えで、不動産がバブルになって崩壊すると日米の例を見れば分かるように後が厄介なのです。



これは不動産の流通が生身の人間の動きに制約されることが原因で、要は人が住んでいる家や、ビルは処理に時間が掛かり手順も面倒だからです。



その点、GOLDなら実物資産でありながらも、金融資産と同じに処理も簡単で、スピードも速いです。



また国内で投資されるGOLDを有り余る外貨を使って輸入すれば、貿易収支にも反映し、元切り上げ圧力も弱められます。



しかも国際商品ですから簡単にはバブルにもならず、保存も容易で、債券市場の発達していない中国ではインフレ抑制のための余剰資金の吸収には持って来いです。



もしGOLDがバブルとなり後に崩壊しても、投資されたGOLDは国内に留まりますから、何れは税金として国が回収することが出来、回収したGOLDは動かない土地と違って国際商品ですから再び外貨に戻すのも簡単です。



しかも最大のGOLD保有国は今も米国ですから、米国が反対する理由もなく、国際的にも受け入れられるでしょう。



昔から価値の保存や、物やサービスの交換手段として利用されてきたGOLDですが、今回中国は国内インフレ抑制の為の「余剰資金の吸着剤」として使うつもりだと考えています。(^^)










2010/04/14: 買い戻したい

再びGOLDネタで恐縮なのですが、先日のFUJIYAMAでも触れ、また今日の日経商品欄にも載っているのですが、GOLDに強気の理由の1つに、中国の存在もあります。




確かに足元の高値はヘッジファンドなどの比較的短期の投資マネーが押し上げている可能性が強いのですが、少しでも下がると、今度は中国やインドの実需買いが入るからです。




特に中国は、総資産世界一と言われる中国商工銀行(ICBC)が昨年9月に貴金属部を作り、16000支店でのGOLDの店頭販売や、純金積み立てなどの新商品開発を進めていると言います。



これは明らかに中国の国策に沿った動きであり、中国は国策としてGOLDを国内に溜め込もうとしてます。




また同じように人口大国であるインドも先日のIMFの放出金を中央銀行が買ったように、金買いに走っており、過去保有金の売却で危機を凌いだ経験を持つロシアも資源高で余裕のある現在はGOLDを買っています。



過去GOLDが下落基調だった時の売り手は、スイスなどの欧州の中央銀行が主体で、それもギリシャに代表されるPIIGS問題処理の為、欧州通貨基金を作とうと言う動きが出ており、それにはGOLDの拠出が必要と言われ始めている状態で、今後も売りを継続するとは思えません。


従って欧州も、今後はGoldは買いに回る可能性が出てきています。


元々、欧州がGOLDを売ったのは、東西ドイツ統一に始まる、ソ連崩壊による東欧の民主化で唯一の世界通貨となったドルを必要としたことが主因です。


ところが折角GOLDを売って手にしたドルがサブプライム問題で「木の葉」のように軽くなりつつあるわけですから、再びGOLD選好が強まるのは当然でしょう。



急騰したため先日売ったプラチナ先物ETFも早々に買い戻したくなっています。(^^)